「家がほしい」
そんな気持ちは、ずっと心のどこかにありました。
賃貸の暮らしは気楽でそれなりに快適だったけれど、子どもが成長するにつれて手狭さや将来への不安も感じるようになってきて。
でも、現実はそう簡単じゃありませんでした。
予算の問題。
「今の収入で本当に買えるの?」と自信が持てなかったし、
住みたい場所と手の届く価格が、なかなか一致しない。
気づけば、子どもはもうすぐ小学生。
学区や通学、転校のことを考えると、「今しかないのかも」と焦りのような気持ちも生まれてきました。
そんな中で私たちがたどり着いたのが、「中古を買ってリノベーションする」という選択肢でした。
この選択が、わが家にとってぴったりだったのです。
この記事では、悩んでいた当時の気持ちや、家を買う決断をしたタイミング、
そして「リノベ」という選び方に出会った体験をお話しします。
「うちもそろそろかな…でも不安が多すぎて決められない」
そんなあなたにこそ、届いてほしいと思っています。
家が欲しいけど…「うちに本当に買えるの?」と悩んでいた頃の話

「家が欲しいね」と夫婦で話し始めたのは、実際に家を購入する数年前のことです。
でもそのときは、なかなか動き出せませんでした。
「今の収入で本当に買えるの?」「そもそもどこに住むのが正解?」
そんな話を何度も繰り返して、具体的な話になるといつも立ち止まっていました。
住宅ローンについて調べては不安になったり、予算のことを考えると「新築はやっぱり無理かも…」と諦めそうになったり。
「じゃあ中古?でもそれってアリなの?」と、頭の中はぐるぐる。
そんな中、わが家の子どもたちは上の子が小学3年生、下の子が年長さんに。
「下の子が小学校に上がる前が最後のタイミングかもしれない」という思いが、どんどん強くなっていきました。
でも実際には、上の子が転校になるという現実もあって、正直とても悩みました。
「かわいそうかな」「今の学校に慣れてきたばかりなのに…」
それでも、家族全体での暮らしを長い目で考えたとき、
下の子の入学タイミングで引っ越すことが一番スムーズだと判断しました。
学生時代の友達やママ友がお家を購入した話を聞いたり、SNSで「新築建てました♡」という投稿を見るたびに「いいなあ」「うちはこのままでいいのかな」と、落ち込んだりもしました。
そして自分の暮らしを真剣に考えました。
他の誰かじゃなくて「自分たち家族」にとってちょうどいい暮らしを見つけたかったから。
「焦って家を買う」のではなく、「納得して暮らせる家」を探そうと決めました。
実際にマイホームの情報収集をしている時に、リノベーションという選択を知り、これなら住む場所も予算も思い描いていた暮らしができるのではないかとワクワクしたのを今でも覚えています。
リノベという選択肢に出会って、「これかも!」と感じた瞬間

家づくりについて真剣に考えはじめたとき、
まず思い浮かんだのは、やっぱり「注文住宅」や「新築分譲」でした。
でも実際に調べてみると、
土地の価格、建築費用、諸費用……すべてが予算オーバー。
「こんなにお金がかかるの!?」と、驚きと落胆の繰り返しでした。
かといって、中古物件そのままの状態では、正直テンションが上がらなくて。
「どうせ買うなら、自分たちらしい家に住みたい」という気持ちはずっとありました。
そんなときに出会ったのが、「中古を買ってリノベーション」という選択肢です。
私がリノベーションを知ったのは7年も前のことで、インスタの広告だったように思います。
中古物件でも、間取りも内装も“まるごと自分たち好みに変えられる”と知って、
「これなら、理想の暮らしに近づけるかも」と希望が見えてきました。
リノベという選択肢を知ってからは、夫婦で物件探しやインスタで実例を見るのが楽しみになって、
それまで「家づくり=難しい・高い・無理」と感じていた気持ちが少しずつ前向きに変わっていったのを覚えています。
特に私たちが選んだ団地リノベは、
立地や学区を妥協せずに選ぶことができたし、
リノベによって内装も設備もまるで新築のような仕上がりにできることが魅力でした。
リノベーションってどうなの?最初に気になったこと

「リノベって、自分たちに合ってるかも…」と思い始めた頃。
同時に、いろいろな“気になること”も出てきました。
例えば…
💬 リノベの気になったポイント
- そもそも、リノベってどこまで自由にできるの?
→ 間取りも内装も、どこまで変えられるのかよくわからず「本当に理想の家になるの?」という不安がありました。 - 中古物件って、やっぱり古いし不安じゃない?
→ 築年数や耐震性、設備の老朽化など、住み始めてからのトラブルが心配でした。 - リノベの費用って、どのくらいかかるの?
→ 新築より安いって聞くけど、実際にはどのくらいかかるのか、見えにくかったです。 - どこに相談すればいいの?
→ リノベ専門の会社?不動産屋?工務店?何から始めればいいのか、正直わかりませんでした。
📝 実際に動いてみてわかったこと
でも、ひとつひとつ調べていくうちに、
「思っていたよりも自由度が高くて、自分たちに合った選択肢かもしれない」と感じるようになりました。
たとえば…
- 間取りの自由度は、構造によるけれど意外と柔軟。
- 築古でもリノベ向きの物件は構造がしっかりしていて、内装はすべて新しくできる。
- 費用は「物件価格+リノベ費用」で全体が見えやすく、調整しやすい。
- 専門のリノベ会社に相談すると、物件探しから工事まで一括でサポートしてくれる。
私たちも最初は何から手をつけたらいいか分からなかったけど、
ネットで情報を集めたり、資料請求で各社の提案を比較していく中で、
「これなら任せたい!」と思える会社に出会えました。
リノベは、最初は未知の選択肢かもしれないけど、
情報を集めていくと、思ったよりハードルは高くないと感じました。
もしあなたも「今の家づくり、何が正解か分からない」と悩んでいるなら、
一度リノベも視野に入れてみると、選択肢がグッと広がると思います。
わが家がリノベを選んでよかった理由

リノベーションを選ぶまでには、正直いろんな不安がありました。
でも実際にリノベをしてみて、わが家にとっては

リノベ最高!!
と心から思えています。
わが家は子どもが小学校に上がるタイミングで家を買いました。
学区や通学の安心感も大事にしつつ、予算内で希望を叶えるには「中古×リノベ」がぴったりだったんです。
その理由を、実体験からいくつかご紹介します。
🎯 理想の立地をあきらめずに済んだ
私たちがこだわったのは、「子どもたちが通いやすい学区」「職場へのアクセス」「生活の便利さ」。
でも、新築で探すと予算が合わず、希望のエリアはまったく手が届かない…。
そんな中、中古物件を視野に入れたことで、希望エリアの選択肢が一気に広がりました。
リノベーションで内装はまるごと変えられるから、「築年数」や「古さ」にとらわれすぎずに探せたのが大きかったです。
🧩 自分たちの暮らしにフィットする間取りが実現できた
家族の過ごし方、子どもの成長、家事のしやすさ。
いろんな視点で「こんな暮らしがしたい」と話し合いながら、
キッチンの位置、収納の場所、ワークスペースの確保まで、細かく決めていけたのが本当によかったです。
既存の間取りに合わせて暮らすのではなく、
「自分たちに合わせた暮らし」を一からつくれたことが、今の快適さにつながっています。
💰 予算の不安もコントロールしやすかった
リノベは「物件+リノベ費用」で総額を把握できるため、
予算を大きくオーバーしてしまう心配が少ないと感じました。
もちろん、最初は費用感がわからず不安もありましたが、
複数社から資料を取り寄せて比較することで、
「自分たちの予算感でできること・できないこと」が明確になって、判断がしやすくなりました。

比較は本当に大切で、1社で決めてしまわないこと!
🤝 「一緒に家をつくってくれる」パートナーに出会えた
リノベ会社との出会いも、安心して進められた大きな理由のひとつです。
わからないことだらけの中で、丁寧に話を聞いてくれて、
「無理に背伸びせず、自分たちらしい暮らしを一緒に考えてくれる」という姿勢が本当に心強かったです。
実は最終的にお願いしたのは、知り合いから紹介してもらった会社だったのですが、
資料請求で複数の会社を比較していたおかげで、「自分たちにとって大事にしたいポイント」が見えてきて、
紹介してもらった会社とも安心して話を進めることができました。
今振り返っても、あのとき比較しておいて本当に良かったと思います。
🌱 最後に:あなたにとっての“ちょうどいい暮らし”を見つけてほしい

家づくりに「正解」はありません。
新築が合う人もいれば、賃貸がベストな人もいます。
でも、もしあなたが「自分たちの暮らしに合った家がほしい」と思っているなら、
リノベーションという選択肢は、本当に一度は検討してみる価値があると思います。
わが家も最初は不安だらけだったけど、
リノベを通じて「これが、わたしたちらしい暮らしだね」と思える毎日を手に入れることができました。
まずは情報収集から。
リノベ会社の資料を取り寄せて、いろんな提案を見比べてみてください。
「家づくりって楽しいかも」と思える、最初の一歩になるはずです。
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まとめ|「子どもが小学生になる前」に家を買った理由

わが家が家を買ったのは、子どもが小学校に上がるタイミングでした。
当時の気持ちを振り返ってみると、「この時期だからこそ決断できた」と思えることがたくさんあります。
- 小学校入学前なら転校のリスクがない
- 学区や通学路など、子どもの環境を整えやすい
- 入学と引っ越しを同時に迎えることで、新生活のスタートを親子で一緒に切れる
- 「このまま流されて生活するのか」というモヤモヤがあった
- 限られた予算でも、リノベなら自分たちらしい家が叶えられると気づいた
いろんな不安や迷いはあったけれど、
後悔したくないという気持ちで動いたことで、今は家族で落ち着いて暮らせています。
❓ よくある質問(Q&A)

Q. 小学生になる前に家を買うなら、いつから動き始めるべき?
A. 入学の1年前くらい(年中〜年長の頃)から情報収集を始めるのが理想です。
物件探しや資金計画、リノベの打ち合わせなど、意外と時間がかかるので、余裕を持って準備できると安心です。
Q. 転校ってそんなに大変なんでしょうか?
A. 子どもの性格にもよりますが、環境が変わるのはやっぱり負担です。
わが家も一度転校を経験しましたが、「友達と離れる」「慣れた学校から別の環境に行く」というのは想像以上に大きな出来事でした。
だからこそ、できるだけ入学前に落ち着いた場所を決めたいと思ったのが正直なところです。
Q. 小学校の学区ってどうやって調べたらいいの?
A. 市区町村の公式サイトで学区マップを公開していることが多いです。
不動産会社でも学区情報に詳しい担当者がいるので、内見の際に確認してみるのもおすすめです。
Q. 住宅ローンってどうやって組んだ?
A. わが家はネットのシミュレーションで目安を出してから、金融機関に相談しました。
リノベ会社が提携しているローンを紹介してくれることもあるので、相談時に聞いておくと安心です。
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